2008年 03月 29日
設計の業務
そのソフトは、パーツを選んで間取りを作成すれば勝手に納まりを考えてくれて、3Dパース作成、確認申請図面まで一括して作ってくれる優れもの。
そのときの会話...。
CAD「このように間取りを線で入れるだけで勝手に図面つくってくれますから。」
自分「へー、すごいですねー。」
CAD「ただ単に、頭を使わないようなめんどーな作業は、パパッとやりますからすごい便利ですよ☆」
自分「.....。」
CAD「時間かかるようなことはなくて、すごく楽です☆」
自分「別に、楽して仕事しようと考えていませんけど。」
話は変わって...。
自分「これ、導入しているところって多いんですか?」
CAD「多いですよ!数をこなす工務店さんとか、設計事務所さんでも!」
自分「これって標準的な納まりしか入っていないんですよね。それ以外の場合はどうするんですか?詳細図とか。」
CAD「それは、従来通り汎用のCADでやるしかないですねー。」
自分「標準意外のことって、質問でませんか?」
CAD「でませんねー。皆さん便利だって評判です☆標準以外のこと聞かれませんよ。標準以外に対応できれば、設計事務所はいらなってことになります。」
自分「.....。」
世の中、同じような建物がいっぱい建っている理由がよくわかります。
決して標準以外の事とか、普通と違う事とかが、いいわけじゃありませんが。
要領悪くても、いろいろ考えながら手を動かし、しっかりした時間をかけながらいいものを提案する。
技術者がみんなしっかり考え抜いて設計すれば、いい街並みができるのかもしれません。
by haya-lee
| 2008-03-29 20:09
| けんちく